今年3月15(日)・16(月)・17(火)に開催された「第3回国連防災世界会議」において一般社団法人 知的創作研究所が発明した「BOUGUボーグⒸ」を仙台市経済局産業政策部 産業振興課産学連携推進室との連携により展示会場となる「夢メッセみやぎ」にてBOUGUボーグのセットを一般公開いたしました。
展示会場/夢メッセみやぎ
仙台市ブースにて展示
地震、災害が発生したまさにその瞬間に、何時どこにいても自らの身を守る手立てがあれば、犠牲者の発生を少しでも防ぐことができます。「瞬間的に身を守る手立て」が必要であると感じました。例え自宅に常備した立派な避難具、社内にある頑丈な防具、でもいずれも時と場所を選ばない自然災害の前には、時間と距離などが隔たりとなって実際には何の役にも立ちません。それより各自人一人一人が避難具を携帯することが出来たら、少しでも多くの尊い人名を救うことが出来るのではないだろうか。普段から持ち歩けて、「耐刃・難燃・防煙・防水」性を備えた携帯用避難服があったなら、世界中の人々を災害から救えるのではないかと考え続けた末に発明した避難服です。
天災は勿論、登山やアウトドア、旅行、お子様の 防護服として、普段着は勿論、いざという時、 威力を発揮する「携帯避難防護服」です。
裏地として実際に使用している繊維は、高い耐刃性および、耐摩耗性を有している生地です
この赤いケースは、A4サイズ用のケースで、「BOUGUボーグⒸ」が1着折り畳み収納することができます。このままでも、バックに入れても、何処にでも携帯してください。
予期せぬ事態に即座に避難用防具として活用できます。
携帯用ケースに「BOUGUボーグⒸ」を収納する際は一度ボーグのファスナーを閉めてから「BOUGUボーグⒸ」を丁寧に折り畳んで収納してください
この新型携帯避難服はA4サイズ(軽量572g)に小さく折り畳むことが出来て、万が一の時は、いつでも何処でも数秒で身に纏うことが可能です。この新型携帯避難服の表生地と裏生地については、それぞれが異なった特徴を持っており、表生地全体に使用しているのが難燃性及び防水性を有する防災加工を施した難燃性生地で出来ており、裏生地は胴体部分と頭部が耐刃性および耐摩耗性を有する生地とを一体化した縫製を特徴とする新型の携帯避難服です。更に耐熱コーポリマー製で頭からすっぽりと冠るタイプの防煙フードが付属されており、全体が透明で、口の当たる部分に特殊イオン加工防煙フィルターを備えたフードが付いています。難燃加工を施した生地が、酸素指数が27以上、耐刃性の生地が、引張強度が17cN/dtex以上、引張弾性率が450cN/dtex以上の高強度繊維で形成されています。凶器津波を実際に体験した者にしか分からない切創性に対し特に、難燃性、耐刃性、防煙性能を備えた避難服に関する製品であり、それをケースやバッグに入れて携帯することが可能です。しかも何時でも何処でも迅速に着用することが可能で、時間や場所を問わず避難の安全性を確保できる新型携帯避難服です。防災だけでなく、防犯にも十分役立つ避難服です。現在、子供の避難服(防護服)は満足なものがありません。学校などに備え付けてある防災頭巾のみと言っても過言ではない状況です。そこで今回の「BOUGUボーグⒸ」と同様の性能を備えた、子供用の製品も開発中です。この商品が学校や家庭において普及されれば、必ずや子供の防災・防犯に役立つことが出来ると確信しております。
震災後、何度か試行錯誤を繰り返しつつ、プロトタイプ段階を経ていよいよ今回、新型の避難服である「BOUGUボーグⒸ」を開発致しました。
BOUGU開発者/原田 純一
●発明特許申請出願済 ●登録商標出願済
●特許出願/新型携帯避難服「BOUGU」